遠州鉄道、鉄道線(新浜松〜西鹿島間)は現在、好調に営業をしている数少ないローカル私鉄です。営業距離、17.8km、1,067mmゲージ、架線電圧、DC750V、全線単線で、比較的規模が小さく、鉄道ファンにはあまり、注目されない路線でした。

 

 

 昭和39年2月に奥山線を訪れた足で、当時、通称、西鹿島線(正式には二俣電車線)と言われたこの線の車庫がある西ヶ崎駅ですこし、撮りました

 

 

急行 新浜松行 モハ30形、モハ38   西ヶ崎   昭和39年2月23日

 

 急行、新浜松行が入ってきました。スカーレットの湘南型、モハ30形は全鋼製、2扉、ロングシートで当時の主力電車であったようです。

 

 女性車掌さん 西ヶ崎  昭和39年2月23日

 

 当時としては珍しい女性の車掌さんが乗務していました。

 

急行 西鹿島行 モハ30形、モハ34   西ヶ崎   昭和39年2月23日

 

 急行、西鹿島行、モハ34は方向幕がなく、行先方向板を付けていました。

 

 モハ1形、モハ2   西ヶ崎   昭和39年2月23日

 

 モハ1形、モハ1+モハ5   西ヶ崎   昭和39年2月23日

 

 モハ1形は762mmゲージを1,067mmに改軌した1923年(大正12年)に、日本車両で作った木造ボギー車です。この時代に作られた電車は全面たまご型5枚窓が普通でしたが、これは3枚窓で、重厚な感じの電車でした。モハ1〜5の5両製造されましたが、訪問時、廃車になったモハ4以外の4両が健在でしたが、すべて、西ヶ崎に留置されていました。

 

 モハ21形、モハ21   西ヶ崎   昭和39年2月23日

 

 モハ21は1956年(昭和31年)に初めて登場した湘南形全鋼製電車でした。

 

 モワ201形、モワ201   西ヶ崎   昭和39年2月23日

 

 モワ201はモハ1型と同時に作られた2軸、木造電動貨車です。訪れた時はすでにパンタは外されており、間もなく、廃車、解体されたようです。

 

新浜松行 キハ801形、キハ802+キハ801   西ヶ崎   昭和39年2月23日

 

 西鹿島から国鉄二俣線に乗り入れていました。これに使用する気動車キハ801形を持っていました。

キハ801は元国鉄キハ04 6、キハ802は同キハ04 8でした。

 1958(昭和33年)年11月から1966年(昭和41年)9月まで乗り入れていたようです。 

 

 キハ801形、キハ803   西ヶ崎   昭和39年2月23日

 

 キハ803は昭和34年に追加されたもので、元国鉄キハ04 1でした。

 

45年前の遠州鉄道、西ヶ崎のひとときをご覧頂きました。

 

  参考文献

  鉄道ピクトリアル1966年7月号185巻、8月号187号 私鉄車両めぐり(68)遠州鉄道

 

(2009-5-31)
(2016-9-28)タイトル更新


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