1965年(昭和40年)1月末に鉄道ファン仲間の会の新年会で、伊豆に行きました。 伊豆急、伊豆大川駅の近くにある保養所に1泊し、開業4年目の伊豆急を少し撮った後、伊豆箱根鉄道駿豆線を訪れました。ポジカラーを奮発して、数カットではありますが写しましたので、ご覧に入れようと思います。

 

伊豆急100系  伊豆高原〜富戸   1965-1-31

 

 富戸駅から少し南に下るとトンネルに入る前、高い鉄橋を渡ります。まだ、新しい100系が来ました。前から2両目はスコールカーではないかと思います。

 

スコールカー車内   1964-8-30

 

 スコールカーはサントリーがビールの宣伝用に作ったもので、食堂車&ビュッフェのような車でした。椅子はプラスチックでしたが冷房も効いていました。壁にはアンクル・トリスがジョッキをささげています。

 

急行「第1伊豆」157系、伊豆急下田行  伊豆高原〜富戸   1965-1-31

 

急行「第1伊豆」157系、伊豆急下田行  伊豆高原〜富戸   1965-1-31

 

 日光線準急用として特急車両なみの157系が作られましたが、やがて東京〜大阪間の特急「ひびき」としても走りました。1964年に新幹線が開業するとともに、東海道線の昼間特急電車は全廃され、157系は東京〜伊豆急下田、修善寺間の急行「伊豆」として走ることになりました。東京〜伊豆急下田間は7両、東京〜修善寺間は5両に熱海で分割されました。

 

伊豆箱根鉄道駿豆線、修善寺行モハ60形、モハ60  伊豆長岡   1965-1-31

 

 三島〜修善寺間の伊豆箱根鉄道駿豆線は伊豆急線と同じく、東京駅から直通急行、準急が乗り入れていましたが、社線内の普通電車は国電の戦災車を復旧したものをもっぱら、使っていました。モハ60形は国電モハ50系の制御車クハ60を電装したものとのことです。

 

伊豆箱根鉄道駿豆線、三島行モハ60形、モハ60  韮山〜伊豆長岡   1965-1-31

 

 伊豆長岡付近で少し撮りました。ここで、感度の良いラジオを2台携行していた友人が、1台をNHK静岡、他の1台を東京に合わせ、同じ放送を受信したところ、わずかなずれがあったのか?エコーしているように感じました。不思議なことですが、仲間の間ではRエコーと名付け、いまだに話題になっています。

 

準急「第3いでゆ」153系、東京行  韮山〜伊豆長岡   1965-1-31

 

 最初の国鉄中長距離高性能電車153系により、伊豆急、伊豆箱根鉄道乗り入れ準急は運転されていました。低い前面窓、全面オレンジ色の顔が、これ以降の中直距離電車に比べ、印象に残っています。

 

 スライドとして、保存していましたが、変質が進んでおりました。余り良いものではありませんが、大型画像で、ご覧頂きました。

 

 

参考文献

  鉄道ピクトリアル1965年7月号臨時増刊、通巻173号 私鉄車両めぐり、第6分冊 「伊豆箱根鉄道・鉄道線」  

(2010-1-23)
(2016-11-4)タイトル更新


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