東北線のEF57(1970年)

 1970年6月6日鉄道ファンの仲間と那須温泉に一泊、翌7日にそろそろ消え去ろうという、EF57を撮りました。

 昭和二桁生まれの我々の年代のファンには、電機機関車といえば前面にデッキを持つものと思っていました。2C+C2の旅客用電気機関車はデッキも長く、俊敏な感じがありました。元祖はEF50でしょうがこの機関車にはお目にかかる機会が無く、輸入品であるこの機関車は写真で見る限り、なにか鈍重なものでした。国産で大量生産されたのがEF53ですが、私にとっては聊かクラシックな香りがしました。その後、生産されたEF56は車体もスマート になりましたが、それをパワーアップしたEF57は1号機を除き、パンタグラフが前面に飛び出して、精悍な容貌になりました。パンタを振りかざして疾走する姿はなんとも魅力的でした。

 この時は、EF56,EF57共、東北本線に集中して、配置され、最後の任務についていました。

 その姿をネガカラーで撮りましたが、劣化し、変色しているのものもありますが、最後の力走を姿をご覧頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以下はEF56と思いますが如何でしょうか?

 

 

 

 

 


(トップページ)(別館)

          (本館)